大阪府 JA大阪北部

准組合員の声をJA運営に生かすモニター制度が始動

2024年2月号

ライスセンターで話を聴き、事業への理解を深めました

 近年、農業者の減少や世代交代により准組合員の増加が進み、准組合員の多様なニーズに沿った活動の展開が求められています。JA大阪北部では准組合員の意思反映・運営参画に向け、今年度新たに「准組合員モニター制度」を導入しました。選出された准組合員モニターは男女合わせて29人です。
 まず昨年7月、「准組合員モニター会議」を開き、JA組織の概要や当JAの各事業を説明。続いて8月には営農経済事業をテーマに施設見学を実施。准組合員モニターはライスセンターや営農経済センター、農産物直売所「ほく彩館」を回り、各施設の所属長から取り扱い商品や各施設の役割について説明を受け、JAや農業への理解を深めました。
 施設見学後のアンケートでは、准組合員モニターからJAと農家のつながりやJAの努力・思いに共感するコメントが寄せられました。JAでは引き続き、JA事業へのさらなる理解を深めていくプログラムを計画しています。
(畑 千尋)