福岡県 JA糸島

地域の子どもたちや大学生にフードパントリーを実施

地域の食材をむだにせずおいしく使いきります

 JA糸島女性部では2021年度から市内の子ども食堂への支援と市民を対象にしたフードパントリーをスタートさせました。「産直市場伊都菜彩」やAコープで販売できなかった野菜や果物、家庭の余剰食材などが集まっていますが、最近では地域住民からの支援も増え、食品ロスの削減だけでなく、地域とつながるよい機会にもなっています。
 学校給食がない7月と8月には、社会福祉協議会や地域の人たちと協働しての取り組みとなりました。集まった食材と日用品はなんと約3トン。「ありがとう!」「助かります」との感謝の言葉を聞き、改めてこの活動の必要性を強く感じています。
 また、フードパントリーや子ども食堂で使いきれなかった食材は、近隣大学寄宿舎の学生にも届けています。その食材で学生たちが作った料理をスマートフォンで撮って送ってくれるのですが、そのできばえのみごとさ、大胆なメニューには驚かされます。
(伊東山ちひろ)