徳島県 JAあわ市

ナスの健康成分を表現した缶バッジを小学校に寄贈

血圧や気分を改善する働きを「なーすちゃん」がアピール

 JAあわ市は6月、JAのマスコットキャラクター「なーすちゃん」の缶バッジを阿波市立久勝小学校の児童20人に寄贈しました。「なーすちゃん」は、2021年4月に阿波市内の3JA(阿波町、阿波郡東部、市場町)が合併し、JAあわ市が誕生したのを機に作られました。名前は特産の“ナス”と看護師の“ナース”をかけています。ナスの紫色の皮には「コリンエステル」という成分が含まれ、「落ち込んだ気分を改善する」効果があるといわれ、認知症予防にもよいと近年注目されています。ナスがこの健康成分で脚光を浴びていることから、看護師のイメージと結びつけました。
 イラストを描いたJA経済部営農指導課の多田美咲係長は「年齢性別を問わず愛されるキャラを意識した。缶バッジ以外にTシャツや人形などにも商品展開できたら」と話しています。JAでは今後、グッズ化を含め検討しながら、メディアでのPRなど、積極的に広報に活用していきます。
(土井 哲)