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レシピから費用まで女性部活動の記録をノートに書き残す

ノートを手にする前田さん(左)と甲藤さん

JA高知県春野地区女性部弘岡下支部は、みそ造りや焼き肉のたれ作り、こんにゃく作りなどの活動履歴を手書きでノートに書き残しています。すでにノートは3冊になり、これまでの活動の歩みが思い出とともに詰まっています。
 このノートを書き始めたのは、支部長を務めたこともある前田美子さん。前田さんは「参加費や材料費、施設の利用料などを含め、だれが見ても活動内容を振り返りやすいようにしたかった」とそのきっかけを話します。現支部長の甲藤繁子さんが、このノートを受け継いで13年がたちますが、甲藤さんはノートの引き継ぎ先として次世代のフレッシュミズ部会を挙げています。
 フレミズたちがノートの履歴を見て振り返りつつ、作業やそれにかかった費用などを比較しながら活動に取り組めるよう、意識して記しているとのこと。甲藤さんは「彼女らにこのノートと、ノートに書き残す習慣を受け継いでほしい」と話しています。
(上野拓海)