茨城県 JA北つくば

災害時に備えJAの各支店で炊き出し訓練を実施

イワシのかば焼きとダイコンの煮物、オムレツにも挑戦

 JA北つくば女性部では1月の3日間、JAの各支店で災害時に備えた炊き出し訓練を実施。部員やJA職員63人が参加して、塩おにぎりや豚汁、簡単料理を作りました。今年で3年めとなるこの訓練は、災害が発生したさいに、地域住民への炊き出しをスムーズにおこなえるようにするのが目的。JA管内8支部の女性部員が各地区に分かれ、計3回の訓練を実施しました。
 訓練はライフラインが止まることを想定し、まきを使って羽釜でご飯を炊いたり、お湯を注ぐだけでみそ汁になる、みそ玉を作ったり。また、『家の光』2020年9月号別冊付録「災害食レシピ」を活用して、ポリ袋に入れた食材を湯煎する「お湯ポチャレシピ」にも挑戦。各地区女性部員が考案したおかずや蒸しパンなどを完成させました。
 試食した部員からは「簡単にできておいしい」という声のほか、「米を炊く火かげんが難しい」などの課題も出て、次年度に向けて意見を出し合いました。
(古橋成美)