長野県 JAながの

生イモから作るこんにゃくで地域の活性化をめざす

遊休農地を活用してコンニャクイモも栽培します

 20余年にわたり、JAながの女性部木島支部こんにゃくの会は、手作りこんにゃくの製造と販売をおこなってきました。メンバーは5人と少数ですが、和気あいあいと活動しています。
 コンニャクイモは3年の栽培期間が必要で、春に植えつけて秋に掘り起こす作業を繰り返して、収穫に至ります。こんにゃく作りはイモの皮をむいてすりおろし、練り、ゆでるなどの作業を重ねて仕上げる重労働。しかし、生イモから作るこんにゃくは粉から作るものとは違い、味が濃くてプルプルの食感を楽しめます。お勧めは、やはりお刺身です。部員らが秋から冬の農閑期に毎週2回、JAの加工施設で作ったこんにゃくは、農産物直売所を中心にJA祭や地域で開催されるイベントなどに出店して、販売しています。
 仲間の輪を広げ、6次産業化による地域の活性化や技術の伝承を通じて、農業や地域を守っていきます。
(丸山美智恵)