岩手県 JA岩手ふるさと

ピーマン生産の若手LINEを使い生産力向上をめざす

2021年9月号

先輩たちが育て守ってきたピーマン産地を発展させたい

 JA岩手ふるさとでは、ピーマンの生産を担う20~30代の若手グループGrowth(グロース)が活躍しています。平成28年4月に結成し、現在は約20人が所属。これまで作り上げてきた産地を守るとともに、年間収量400tをめざして日々生産に取り組んでいます。
 活動内容は、多岐にわたります。販売額を安定させるため、生産物を買い取りまとめて販売したり、技術の向上のために研修会を開いたりしてきました。また、自らが生産したピーマンへの消費者の評価を知るため、青果市場の見学や店舗での試食販売をする機会も設けています。
 生産をより活発にするために、昨年からはLINEのグループ機能を利用。文字だけでなく、写真も使って、わかりやすく、かつ素早く生産情報を共有できる仕組みをつくりました。栽培などで困っていることを相談したり、ピーマンの病気などの注意を促したりするなど、LINEの活用の幅が広がっています。
(伊藤亜紀)