神奈川県 JAさがみ

平和を願い折り鶴500羽を広島へ贈る

2020年10月号

女性部活動をとおして社会の役に立てたら

 JAさがみさわやか倶楽部茅ヶ崎地区浜之郷支部は5月、部員が自宅で作った折り鶴500羽を茅ヶ崎市に寄贈しました。同市は、広島市の「原爆の子の像」に折り鶴を献納する取り組みを実施しています。それを知った茅ヶ崎地区部長の和田香代子さんが、「これなら自宅で折ることができる」と仲間に呼びかけたもの。
 和田さんは「世界の平和を願い、部員16人で1羽1羽思いを込めて折りました。小さな祈りかもしれないですが、この思いは広がり、大きなものになると信じています」と、同市文化学習部部長の村上穰介さんに手渡しました。
 折り鶴を受け取った村上さんは「一生懸命折ってくれてありがたい。戦争や平和について考えるよい機会として今後も続けていきたい」と話しました。集まった折り鶴は、千羽鶴にして、茅ヶ崎市内の小・中学生から成る「ピーストレイン平和大使」によって広島市に届けられる予定です。
(清水智子)