宮崎県 JA児湯

自然と文化に触れ交流を深めた「史跡巡りウォーク」

2024年4月号

宮司の橋口清文さんから天井画について説明を受ける部員たち

 JA児湯では地域の女性たちのリーダーシップ養成を目的に「JA女性大学講座あすなろセミナー」を毎年開催しています。昨年10月にはセミナーの第4回講座として「史跡巡りウォーク」を実施し、管内3支部(高鍋、新富、木城)の女性部員ら69人が参加しました。史跡巡りは、JA管内の歴史ある施設や自然豊かな場所を歩きながら、自然や文化とふれあい交流を深める活動として年1回開催しています。今回は朝鮮半島の古代国家百済の王族である「福智王」をはじめとする神々が祭られている木城町の比木神社を参拝しました。直径6メートルを超えるクスノキや県の巨樹百選に選ばれたチシャの木などが並ぶ参道から拝殿に上がり、全国から公募で集まった絵柄の異なる300枚の色鮮やかな天井画を鑑賞。参加した部員からは「色とりどりの天井画がみごとだった」「木々に囲まれた参道を歩くとすがすがしい気持ちになった」との声が上がっていました。
(高橋 巧)