長崎県 JAながさき西海

農業体験を通じて大学生が地域の農産物を学ぶ

今回の参加者は5人。今後も継続的に活動していきます

 JAながさき西海とJA長崎県中央会は昨年8月、長崎短期大学の学生を対象にした体験型広報活動の一環としてブドウの収穫体験をおこないました。この取り組みは、次の時代を社会人、消費者として支えていく大学生に地域の農業や生産者に触れる機会を提供することで、食・農業・JAを理解してもらい、地場農産物にたいする消費行動の醸成と情報発信を促していこうと、今年度からスタートしました。
 一方、同大学地域共生学科で「食」を学ぶ製菓コースと食物栄養コースの学生たちも、農産物の収穫や管理作業などを体験しながら地域農業への理解を深め、レシピや商品開発、子ども向けの食育企画に生かしていきます。収穫体験に参加した学生たちは「初めてブドウの圃場や選果作業の様子を見たり、農家から直接話を聞いたりできて勉強になりました。店頭で地場産ブドウを見かけたら購入したいです」と笑顔で話していました。
(久志ひかる)