島根県 JAしまね

専門知識を学びめざすは安心・安全・おいしい野菜作り

熱心に聴講する部員たち。今後も研修を重ねていきます

 JAしまね島根おおち女性部は8月、「安心・安全・おいしい」野菜作りをめざし、2部構成で研修会を開きました。第1部では、JA営農部次長から「秋に向けての野菜の管理」と題し、秋野菜によく発生するホウ素欠乏症の対策や、ジャガイモのそうか病予防対策などについて楽しく、わかりやすい指導を受けました。
 第2部は、JAしまね出雲女性部副部長の錦織文子さんが「ボカシ肥料の基本知識とその効果」について講義。錦織さんは「豊かな土壌ではさまざまな微生物が重要な働きをし、微生物が活性化した土壌はおいしい農作物を育て豊作をもたらす」など多くの体験を交えて話し、また、ボカシ肥料で加工用のトマトを栽培してケチャップ加工に取り組む出雲女性部の活動も紹介しました。
 部員からは多くの質問があり、とても有意義な研修となりました。島根おおち女性部では今後も「安心・安全・おいしい」野菜作りに向けて研修を重ねる予定です。
(景山恵子)