岡山県 JA晴れの国岡山
西日本豪雨から5年 親子で防災を学ぶちゃぐりんフェスタ
JA晴れの国岡山びほく女性部は7月、高梁市でちゃぐりんフェスタを開催。西日本豪雨から5年、また9月1日の「防災の日」も近いことから防災をテーマに実施しました。
びほく統括本部管内在住の親子や女性部員など約90人が参加し、各班に分かれて、消火訓練やVR(仮想現実)による災害疑似体験、防災クイズに挑戦。災害疑似体験では市職員の指導の下、専用ゴーグルを着けて浸水した道の避難や震度5強の地震を体験し、簡易テントの疑似避難所でポリ袋を使った簡単炊飯のおにぎりを試食しました。消火訓練では消防署員から初期消火の必要性と消火器の使い方の説明を受け、子どもたちは親の助けを借りながら果敢に消火を試みました。
参加者は「被災の記憶がない子もいる。災害の怖さを教えられ、有意義だった」と話し、女性部部長の森田公枝さんも「自分の身は自分で守れるよう、小さい頃から学び、役立ててほしい」と期待を寄せていました。
(中川三江)