おいしく楽しい活動をつまんで体験、男性向け講座開講中

　JAみえきた助け合い組織「ほほえみの会」では、管内のいなべ地域で2020年から「男のおつまみ俱楽部」を開講しています。退職後、家にこもりがちな男性に、1年を通じていろんな活動を「つまんで」体験してもらい、楽しみながら交流を深めることが目的です。年に6回、奇数月に開催し、60〜80代の18人が参加しています。
　昨年度最後の講座は会員からの要望が多かった「魚のさばき方」がテーマ。3月に地域のかっぽう料理店の店主を講師に招き、タイのさばき方を実演してもらいました。会員は熱心にメモを取り、積極的に質問。続いて、家庭でよく使われる大衆魚のイワシを使ってさばき方を実習。かば焼きにして黙食でいただきました。
　会員からは「おいしかった。家でもやりたい」「他の魚のさばき方も学びたい」とうれしい声が上がっていました。今後も会員の要望をとり入れつつ、さらなる俱楽部の充実をめざします。
（出口直美）