熊本県 JAあしきた

日々の暮らしで取り組めるわたしたちのSDGs

ペットボトルキャップはワクチン寄付につながります

 JAあしきた女性部津奈木支部では部員へのアンケートからSDGsへの関心が高いことがわかり、環境改善活動などに積極的に取り組むようになりました。21年は「海のクリーンアップ作戦」として県の環境指導員を招き、海洋プラスチック問題についての講義を受け、緩効性肥料(被覆肥料)被膜殻の流出問題についても学習。部員約30人で海岸を清掃し、軽トラックいっぱいのゴミを拾いました。
 その後、年2回のペースで寄付活動としてペットボトルキャップや使用済み切手などの回収をおこなうほか、22年6月には「第1回プロギングつなぎ」を開催し、30人ほどの部員が町内2キロを歩きながら清掃。約19キロのゴミを収集しました。
 次回は、食品ロスをテーマに買い物時や調理時に取り組める「ロス改善チャンス」を学ぶ予定です。SDGsは、身近な生活の中でだれもが取り組める行動だと認識し、今後も「数珠つなぎ」で仲間を増やし、活動していきます。
(横井美咲都)