宮城県 JA古川

若き担い手部会が野菜販売で認知度向上を図る

耕すプラウと古川のふるで古川を耕すぷらふるです

 若手の園芸農家で組織するJA古川園芸振興会担い手部会「ぷらふる」の会員が生産した野菜の販売が、大崎市観光物産センター土蔵で始まりました。店舗で長期的に販売するのは初めての試み。市内の消費者のみならず、観光客にもPRして「ぷらふる」の認知度向上を図ります。
 同店は、特産品販売店や飲食店が立ち並ぶ商業施設「食の蔵 醸室」内にあり、当面のあいだは土、日の週末限定での販売になります。5月には、同部会の齊藤彰人部会長がナス、トマト、キュウリを納品。今後は季節に応じて販売品目を増やす計画です。同店を運営する一般社団法人みやぎ大崎観光公社では、「ぷらふる」のブランド力向上と、施設内飲食店との相互連携による施設全体への誘客も狙っています。公社の担当部長は「『ぷらふる』の野菜は一生懸命な生産者の思いも魅力。今後は季節の野菜セットとして、ネット販売も展開していく計画だ」と意欲的です。
(鈴木あゆ子)