長野県 JA長野八ヶ岳
グループ間交流会で心と体を動かし有意義な一日
JA長野八ヶ岳川上支所女性部は昨年12月、グループ間交流会を開催。午前中は、地域支援に取り組み、食育などで川上村の野菜を提供しているNPO法人「まちの縁側なから」の代表から、「地域の居場所づくり」をテーマに講演を聴きました。
代表の話の中で、とくに心に残ったのは、貧困についてです。近年は、外から見えにくい貧困が増えているとのこと。核家族化などの影響で生活の知恵が受け継がれず、スマホは持っていても満足な食生活ができなくて、給食を貪るように食べる子どもたちもいるそうです。
わたしたちは便利さを手に入れた代償に、地に足の着いた生き方を失いつつあるのかもしれません。みずから知恵を絞って生き抜くすべを、次世代へつないでいきたいと強く思いました。
午後からは、体を動かす「楽しく健康づくり」、さらに、川上村にいながらギリシャを訪れる「オンライン旅行体験」と、内容豊かな一日となりました。
(甘利みさ子)