神奈川県 JA湘南
青壮年部員が子ども食堂をお米で支援
コロナ禍による生活の困窮などの影響を受け、全国的に「子ども食堂」の利用者が急増しています。そんななか、JA湘南青壮年部は2月に、管内12か所の「子ども食堂」に県奨励米『はるみ』計360キロを寄贈しました。
青壮年部は20~40代の農業者72人で組織されていますが、子育て世代も多いことから、地域の子どもに食事や居場所を提供する「子ども食堂」の活動を支援することを決めました。
寄贈した『はるみ』はJA管内の平塚市生まれの米で、つやと甘みがあり、冷めてもおいしく、弁当や塩むすびに向いている良食味な品種です。
青壮年部委員長を務める細野悟さんは、「コロナ禍による経済的なダメージで、たくさんの家庭に影響が出ています。同じ年ごろの子どもを持つ親として、子どもたちが不自由なく成長する手助けをしたかった」と話しました。
(重田裕基)