鹿児島県 JA鹿児島みらい

園芸品評会に出品した野菜を子ども食堂に提供

2021年6月号

都市農業を子どもたちの未来につなげたい!

 JA鹿児島みらいでは、コロナ禍で困窮する子どもたちの食を支えることや、安全・安心な地場産野菜を地域に届けることなど、新たな食農教育と都市農業の魅力発信に努めています。
 その活動の一つとして、JAの園芸品評会に出品されたハクサイやキャベツ、桜島大根、ブロッコリーなど45種類以上の野菜を、県内23か所の子ども食堂に提供しました。
 品評会後に、「かごしまこども食堂・地域食堂ネットワーク」が県内60か所の食堂に呼びかけて、指宿市や霧島市、枕崎市、大崎町の関係者が集まりました。関係者らは「いただいた野菜は困っている家庭に配付したり、お弁当にして子どもたちに届けます」と笑顔で話していました。
 後日、子ども食堂では、ブロッコリーやロマネスコ、ホウレンソウなどの野菜を使った、栄養満点のカラフル丼を子どもたちに配付。余った野菜は食品支援として、利用者に手渡されました。
(平山かおり)