青森県 JA十和田おいらせ

女性部加工部会が作る伝統菓子「べこ餅」が人気!

色鮮やかな「べこ餅」は3枚入り450〜500円(税込み)

 下北半島の横浜町などに古くから伝わる「べこ餅」は、端午の節句などハレの日に神様や仏様に供える郷土菓子。この名の由来には、作る過程で丸めた餅がウシの背中のように見えるからなど、諸説があります。
 その伝統を今に受け継いでいるのが、JA十和田おいらせ女性部横浜町支部加工部会のメンバー5人。横浜町の「道の駅よこはま菜の花プラザ」で加工・販売し、年間2万枚を売り上げる人気商品となっています。
 主原料の米粉は、地場産のもち米『アネコモチ』とうるち米『まっしぐら』を製粉したもの。もっちりとした食感に素朴な味わいが特徴です。
 近年、子どもへのお土産としても喜ばれるように動物シリーズも誕生。販路を広げ、1月からJAファーマーズ・マーケット「かだぁ〜れ」でも販売を始めました。べこ餅の作り方は、JA十和田おいらせのウェブサイトで紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
(鶴ケ崎優貴子)