石川県 JA能美

防災セミナーで災害に備える心構えを学ぶ

2021年2月号

「お湯ぽちゃ調理」は器具の点検にもなります!

 JA能美女性部では昨年7月、災害時に備えた日ごろの心構えを学ぶため、能美市防災センターで3回に分けて防災セミナーを実施しました。
 計57人の部員が出席し、市が発行した『防災ガイドブック』をテキストに、市職員による講義を受講。その後、『家の光』2017年3月号「いますぐ備えよう 防災のアイデア30」と、19年9月号「お母ちゃんのすごい防災術」を参考に、女性部役員による災害食の調理実演などもおこないました。災害食は、ふだんでもときどき「お湯ぽちゃ調理」を試してみて、カセットこんろの使い勝手や火の通りぐあいなどを確認しておくことが、よい備えになることもわかりました。
 家族で避難場所やハザードマップなどを確認するのはもちろんのこと、日ごろから近所や地域の人との関係を築いておくことが、もっともたいせつなことだと学びました。地域のJA女性部として、防災セミナーを毎年続けていく予定です。
(吉田晃子)