三重県 JA津安芸

出前講座で小学生と共に豆腐作り

徐々に固まって豆腐になる様子に興味津々

 JA津安芸女性部では、子どもたちに食と農のたいせつさを学んでもらおうと、小学校に出向いて「豆腐作り出前講座」を開催しています。1月には、女性部役員3人が講師となり、津市立雲出小学校の3年生 34人を対象に、地場産ダイズを使った出前講座をおこないました。
 児童は、水に一晩つけたダイズをミキサーにかけ、こし袋で搾った豆乳にニガリを入れて固めていきます。2時間ほど待てば、おいしい豆腐の完成です。「ダイズの味が濃くておいしい」「豆乳が固まって、豆腐になる仕組みがわかり、うれしかった」などと、児童らはとても感動した様子でした。
 女性部ではこのほかにも、年に4回、幼稚園などで野菜作りを指導する「おやさいづくり出前講座」もおこなっています。これらからも出前講座をとおして、食農教育に取り組んでいきます。
(東條結実)