富山県 JA富山中央会

減塩しながら健康寿命を延ばす「乳和食」

2020年7月号

乳和食で健康づくりと牛乳の消費拡大に貢献します

 JA健康寿命100歳プロジェクトでは、1日の塩分摂取量を6g未満に抑えて健康寿命を延ばそうと、牛乳を使った「乳和食」を推進しています。おいしく減塩できるこの活動を普及するため、JA富山中央会は昨年7月にセミナーを開催しました。
 参加者はそれぞれのJAで、女性部員や助けあい組織会員を対象に研修会を実施したり、地域住民を対象とした料理教室などを開いたりして、昨年度の県内の参加人数は延べ200人を数え、大きな広がりになっています。
 乳和食を調理して試食した参加者からは、「減塩を感じさせず、おいしい」「思ったより簡単」と、どの会場でも好評でした。また、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が減少している牛乳の消費拡大にも寄与するとして注目されており、これからも普及に取り組みます。
(奥野祐貴)