奈良県 JAならけん

教育委員会に教材本を提供し食農教育を推進

2020年6月号

吉田教育長に目録を手渡す田中理事長(右)と村本専務(左)

 JAならけんは2月に、4月から小学5年生になる県内の児童と特別支援学校・学級で学ぶ児童を対象とした食農教育用教材本の贈呈式を奈良県庁でおこないました。これはJAとJAバンクによる食農教育応援事業の一環で、子どもたちが食・環境などと農業への理解を深めるためのもの。2008年度から始まったこの取り組みは、今年度分で13回めとなりました。
 JAの田中稔之代表理事理事長と村本佳宜専務理事が、それぞれ目録と教材本・DVDなどを県教育委員会の吉田育弘教育長に贈呈しました。教材としてJAが独自に作成した産地マップや県内の農産物を紹介した『奈良の畑で生まれたなかまたち』、JAバンクが作成した小学校高学年対象の『農業とわたしたちのくらし』などです。
 吉田教育長からは「先生たちにも好評で、児童も地域の農や環境について学習できるため、教育効果が上がっている」と、感謝の言葉をいただきました。
(山本泰大)