岐阜県 JAひだ

世界に誇る飛騨米のおいしさを伝える

2020年4月号

豆でまめ(元気)に! まめなかな運動の一環で豆腐作り

 JAひだ管内の高山市清見町は山林が多く、飛騨牛の生産が盛んな地域。そんな地域にある市立清見小学校では、20年以上前から農家の田んぼを借りて、稲作体験授業を実施しています。5年生になると、田植えから脱穀、調理まで体験します。しかし児童たちは、教科書に出てくるような有名な地域の稲作と比べ、郷土の米は「あまり知られていないので、人気がないのでは……」と思っていたようです。
 そこで奮起したのが、米作りと旅館を経営する森本久雄さん・ひろみさん夫妻。飛騨米のおいしさを児童に知ってほしいと、特別授業の教壇に立ち、「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で何度も金賞を受賞している飛騨米のすばらしさを伝えました。
 また昨年からは3年生を対象に、JA食農リーダーが豆腐作りを指導。これは岐阜県JAグループが取り組む食農教育「まめなかな運動」の一環としておこなわれています。
(向畑真由美)