北海道 JA新しのつ

JA家庭介護教室で正しい知識と実技を学ぶ

2020年4月号

体験することで介護への実感が湧きました

 昨年12月にJA北海道厚生連とJA北海道中央会札幌支所が主催する「令和元年度家庭介護教室」が開催され、JA新しのつ女性部18人と近隣JA女性部の4人が参加しました。
 JAグループは、「JA健康寿命100歳プロジェクト」を掲げています。それを受け、家庭での実践的な介護技術の習得を目的に講義や実技演習を実施しています。
 講義では、「認知症サポーター養成講座」がおこなわれ、認知症と認知症サポーターについて学びました。午後からは、「家庭介護の実技」として、口腔ケアや食事介助のポイント、介護食の紹介と味見、また排せつケア、おむつ交換、寝たままでおこなう着替え、寝返り介助、手洗い、スキンケア、車いす介助の体験などをおこないました。
 参加者からは「これから実際に役に立つことになると思うので、とても勉強になった」「介護する側、される側の気持ちを実感することができた」などの声が聞かれました。
(高橋知愛)