滋賀県 JAグリーン近江

直売所の機能を生かした農業体験

2019年12月号

子どもたちの声のおかげで売れ行きも上々でした!

 JAグリーン近江ファーマーズマーケット「きてか〜な」では、直売所の機能を生かした農業体験を進めてきました。これまでは、メールマガジン会員を対象に、野菜の定植や収穫体験を実施してきましたが、今年度からは定植から販売までの一貫体験を企画。農業の仕組みをより深く理解してもらい、関心を持ってもらおうと、「選別」「出荷」「販売」の体験を組み込みました。
 7月にはJA青年部員や営農担当職員の協力の下、直売所前の圃場に集まった親子20人が、春の農業体験で定植したエダマメとカボチャの収穫と選別作業で汗を流しました。エダマメ1束とカボチャ1つをそれぞれ300円に価格設定し、直売所へ搬入。特設売り場では法被姿の親子が一生懸命に野菜をPRし、「エダマメ、カボチャいかがですか」「とりたて、新鮮です」などと大きな声で奮闘していました。
 直売所では、今後もこの取り組みを継続し、農や食への理解を広めていきます。
(岡山貴明)