栃木県 JAうつのみや
アグリスクールで地域農業への理解促進
JAうつのみやでは毎年、地域住民向けの農業体験や自然学習を「アグリスクール」として開催しており、今年度は4コースに20組、合計63人が参加しています。
5月下旬には、管内のナシ生産者の協力の下、ナシの摘果体験を実施。初めに生産者が1年間のナシ農家の仕事や摘果の目的などを説明しました。摘果は、一つの実に栄養を集中させるためにおこなうものです。説明を聞いた参加者は、実際に摘果作業に挑戦。もっとも大きな実を一つ残して小さな実をはさみで切り落とす作業をおこないました。
10代の参加者は「こんなに手間がかかっているからこそ、おいしいナシができるんだな」と、体験を振り返っていました。
「アグリスクール」では、このほかにも田植え体験やイチゴの収穫体験、農産物集荷・選果施設見学なども開催しています。
今後も「アグリスクール」をとおして、地域農業への理解促進につなげていきます。
(黒﨑和美)