新潟県 JA新潟市

地場産の材料で児童と保護者がみそ造り

みそ造りで地域とのきずなが強まりました

 5月下旬、JA新潟市豊栄支部の「岡方大豆っ娘クラブ」はJA岡方倉庫で毎年恒例のみそ造りを実施しました。
 30年ほど続くこの活動は、「原材料がわかる安全・安心なものを家族に食べさせたい」という思いから始まりました。米やダイズは部員や地元生産者のものを使い、米から麴も造るほど素材にこだわります。
 仕込みでは、ゆでてつぶしたダイズに麴と塩、水を加えて手で混ぜます。クラブ代表の広瀬和美さんは「愛情を込めながら、手でしっかりと混ぜるのがたいせつ」とコツを話します。
 最後に空気を入れないよう、たるに詰めて塩をふり、重し塩をのせて半年熟成させます。約900キロのみそができあがる予定です。
 今年は、新たに地元の小学生や保護者も加わり36人が参加しました。児童からは「ダイズを手で混ぜるのに苦労した」「完成したみそを使ったみそ汁を食べるのが楽しみ」との感想が聞かれました。 
(首藤祐作)