静岡県 JA遠州中央

福島県を再訪し植樹したサクラの生長と復興を確認

復興が進んでいることを現地で確認しました

 JA遠州中央女性部委員会は4月、福島県いわき市を訪問。部員ら56人が、8年前に「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」に参加して植樹したサクラの生長を確かめました。
 このプロジェクトは、東日本大震災からの復興を願うシンボルとして、いわき市から新地町までの沿道に1万本のサクラ並木をつくろうというもので、部員56人がプロジェクトの趣旨に賛同し、2014年10月に9本のオーナーになりました。当時、1メートルほどだった苗木が大地に根を張り、生長していることがわかると、部員らは「幹が3倍ほどの太さに生長し、思いがかなった」と歓声を上げました。
 前委員長の村松羊子さんは「再訪を機に福島県の女性部と交流の輪を広げ、知識を深めることで、今後の災害に備えたい」と話しました。
(大檐奈々)