和歌山県 JA紀南

テーマパークに動物飼料としてキャベツを出荷

JAの担当者が納品したキャベツを飼育員が動物へ

 JA紀南すさみ支所は5月上旬〜6月中旬に、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」に動物飼料としてキャベツを出荷しました。アドベンチャーワールドは動物園や水族館、遊園地などの施設が楽しめる、JA管内にある人気のテーマパーク。「地域の農家支援と食品ロスの削減に貢献したい」という施設側の考えにJAが賛同し、出荷が実現しました。
 キャベツは市場出荷用に栽培されたもので品質は良好。生育不良や裂球などで市場流通できないものや、廃棄する外葉部分も生かせるので、農家にとっても利点があります。SDGsや循環型社会の実現をめざす施設側も「安定した価格で購入できるため、生産者ともウィンウィンの関係が築ける」と取り組みの意義を重視。今後も連携して出荷に取り組んでいきます。
(竹内一寿)