長野県 JA中野市

温暖化防止へアルミ缶回収で地域に貢献

集まったアルミ缶を販売し、福祉施設に車いすなどを寄贈

 JA中野市女性部は、今年度の活動テーマの一つである「地球温暖化防止と環境問題」の取り組みとして、アルミ缶回収を全部員85人で年4回おこなっています。昨年11月には今年度最後の回収作業を実施し、市内の廃棄物処理業者に販売しました。販売収入は地域の福祉活動などに役立てます。
 アルミ缶は身近な資源として活用ができることから、女性部では2004年から回収を始めました。アルミ缶の販売収入で、地域の福祉施設や中野市内の保育園などに、車いすや電子ピアノを寄贈してきました。
 女性部部長の宮澤直子さんは「アルミ缶回収は、これまで継続してきたたいせつな活動です。今後も活動の幅を広げながら、地域に貢献できるようさらに尽力していきたい」と話します。女性部では、このほかにも「食と農」「くらしと健康」を活動テーマに掲げ、料理や介護予防講習会、地産地消運動などに積極的に取り組んでいます。
(塩野谷恵子)