神奈川県 JA相模原市

とりたて野菜を使い女性会が児童に野外調理を指導

児童にSDGsイラスト付きのマスクとシールもプレゼント

 相模原市にある「相模川自然の村野外体験教室」が開設されたのは1996年のこと。さまざまな体験をとおして子どもたちが学ぶための教育施設です。JA相模原市女性会もこの趣旨に賛同し、依頼に応じて講師を務めています。
 7月には会員11人が、この施設の野外炊事場で、同市立清新小学校5年生130人に夏野菜を使ったカレーの調理指導をおこないました。ナスやトマトなどの野菜は、児童が施設の畑で調理前に収穫したもの。大きく生長した野菜の力強さを実感し、とりたてを調理することで「食」や「生命」への向き合い方を学ぶよい機会になっています。
 会員は児童らに包丁の扱い方や野菜の切り方などを教えながら、和気あいあいと調理。そのあとにSDGsについても説明しました。女性会会長の志村清美さんは「JAや女性会の取り組みがSDGsにつながっていることを知ってもらえたら」と話しました。
(井上絵理奈)